昔から楽器に触れ付いては離れはしましたが、一貫して(映像も含めた)音楽は聴いていました。オーディオからはやや遠ざかった時期もありましたが、ずっと音楽とは付き合い続け、タワーレコードが「No Music, No Life」というキャッチコピーを広告表現したときは”カッコいい!”よりも”やられた!”という感情が近かったように思います。今回はそのコピーが生まれた1996年当時の音楽レビュー的なコラムです。
クランベリーズ 1993年発売のアルバム「Everybody Else Is Doing It So Why Can't We」の中の1トラック。作詞作曲はDolores O'Riordan, Noel Hogan。この楽曲は発声やメロディに特徴があります。ドロレスだけではなくアイルランド出身のU2ボノやエンヤなどのシンガーも同じような表現をすることがあります。リージョナルでポリティカルな理由が背景にあるのかもしれません。
ナタリー・インブルーリア 1998年発売のデビューアルバム「Left Of The Middle」の中の1トラック。「Torn」は先行シングルとして1997年にリリースされ大ヒット。翌年の同アルバムは700万枚以上のセールスを記録しています。作詞作曲はScott Cutler, Anne Preven, Phil Thornalley。彼らのオルタナティブ・ロックバンドEdnaswapのほか、複数のバージョンがあります。
ナタリーの「Torn」はシンバルとギターとシンセの耳から離れないイントロから始まり、ギターのカッティングによるシンプルなコード進行にメロディーが乗り16ビートのリズムが刻み続けます。この楽曲はグラミー賞にノミネートされますが、女性ポップヴォーカリスト部門ではセリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」が受賞します。すごいレベルの競争でしたね。
カーディガンズ 1998年発売のアルバム「Gran Turismo」の中の1トラック。作詞作曲はNina Persson, Peter Svensson、プロデューサーはTore Johansson。当時をご存知の方なら説明は不要ですが、国内ではSwedishPop・渋谷系と称される音楽ムーブメントが起こり、トーレ・ヨハンソン氏が手掛けたカーディガンズはそのアイコンみたいな存在でした。
「Emmerdale」(1994年)「Life」(1995年)「First Band On The Moon」(1996年)と大ヒットアルバムが3年連続でリリース、4作目「Gran Turismo」でも世界で300万枚以上のセールスを記録しています。当アルバムはデビューアルバム以降のスウェディッシュポップ系からロック寄りのテイスト。「マイ・フェイバリット・ゲーム」はまさにキラーチューン!
引用:Wikipedia -
・The Cranberries This page was last edited on 20 January 2018, at 20:56.
・Natalie Imbruglia This page was last edited on 12 January 2018, at 06:24.
・The Cardigans This page was last edited on 15 January 2018, at 19:24.
コメント
コメントを投稿