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11月, 2012の投稿を表示しています

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レビュー 立体音響ラボ バーチャル・オーディオ・リアリティの世界

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  株式会社アコースティックフィールド さん主催のACOUSTIC FIELD presents『立体音響ラボ Vol.7』立体音響ワークショップ #7 「バーチャル・オーディオ・リアリティの世界」へ行ってまいりました。 場所は東京・お茶の水駅からすぐのRittor Base。地下1階へ階段を下りていきます。 扉を開けると、薄暗い室内にPCやモニター類。  暗幕カーテンの中に3つの球体、アコースティックフィールド・久保二朗氏とスタッフが機材を調整中。  ヘッドホンを装着しタブレットPCをキーボード操作している模様。NGを前提にカメラを構えると、撮影OKが出ました。複数のアプリケーションが起動しています。  シュアーのヘッドホン。ヘッドバンドにトラッカーが装着されています。  球体はシルバーカラーのスピーカー。ワイヤレス?実はダミー。体験者に方位感覚を示すために設置しているとのこと。  暗幕カーテン内で照明を落とすとダミースピーカーだけが浮き上がってきます。体験者はこのトライアングルの真ん中に立ち、ヘッドホンとリュックサックを背負い立体音響を体験することになります。  ここで一部体験者インタビュー。 イベンター:面白かった。もし暗幕でなかったら、と想像した。 制作者:視覚を奪わないのでいい。雰囲気作りが短い時間でできる。 プログラマー:ヘッドセット使ってない。土砂降りだけど濡れていない。絵がないぶん想像する。映像と組み合わせてもいいが、単純に音だけでもいい。音だけの方が解像度があるようだ。 会社員:音が当たる。面ではなく音が降ってくる感覚。沖縄にいるような不思議な体験。インスタレーションのようなアートで使われることになれば世界観が広がるのではないか。 サウンドデザイナー:素敵。敏感さが素晴らしい。立体感のある雨がいい。映像より音だけの方が広がるのか。 サウンドデザイナー:高さ方向が出ていた。動いているか感覚があった。画面がないことが新鮮。  筆者の感想も重なりますが、冒頭は音の定位音像や質感に聴感が集中しました。やがて、近くに聞こえる音に手を伸ばすが何も無い。音がある方へ歩み振り向くが何も無い。天井から降るモノに包まれているはずが、身体には何も及ぼされていない。不思議な感覚の臨場感と没入感。  さらに、ヘッドマウントディスプレイのない状態は視野に自由さが加わり、立体音

DIY タモ材とペーパーコードのコートハンガー -No.3 概略図編

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コートハンガーの概略図を掲載します。  ■ 用意するもの 角材(支柱) 1500mm*21mm*35mm程度の角材4本 タモ材使ってます。 角材 (ブリッジ)300-340*21mm*35mm程度の角材3本 タモ材使ってます。 鬼目ナット M6*20 6個 ジョイントボルト M6*50 6本 ペーパーコード 適量  この材料で高さ1500mm、幅38.5mm、奥行38mm程度のコートハンガーが出来ます。奥行きは調整可能です。幅を長くしたければブリッジ材を長めにして下さい。荷重が心配なら太めに材料を揃えてください。 タモ無垢枠材 【21×105×950mm】 価格:1380円(税込、送料別)  ■ あれば助かる道具 小鉋 電動ドリル+木工用ドリルビット(M6、M9) 六角レンチ (のこぎり) 蜜蝋ワックスや水性塗料(透明) 刷毛や布切れ  ■ 概略図  支柱は全て同じ長さでOK。  ブリッジAとA'は同じ長さでOK。  ブリッジBから支柱2本分の厚みを引いたのがブリッジA A'の長さです。  ブリッジA'とBは紐や板などで結合して下さい。そのままだとフローリング等では脚が開いてしまいます。拙宅は紐で結んでいます。  蹴ったら倒れたとか投げたら壊れたとかのクレームや保証は一切お受けしません。自己責任で。  完成品の精度はあなたの技量次第ですので、はじめから既製品と比べない方が無難です。  楽しんで作ってね♪

DIYスピーカースタンド -No.3 概略図編

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DIYスピーカースタンドのて簡単な概略図を作りました。 ■用意するもの ・角材4本:長さ700mm 角60mm程度 ブナ材(ビーチ材)使ってます。 ・天、底板材:大2枚、小2枚(幅210mm、奥行き230mm、厚み30mm程度)   天底、板は同寸でも可。スプルース材使ってます。 ・鬼目ナット:M6*20mm  8個 (ねじ込みタイプ) ・ジョイント(六角)ボルト: M6*50~70  8本 ・電動ドリル:(木工用ビット:M6、M9) ・六角レンチ ・水性塗料:黒、透明、ツヤ消し、うすめ液 (黒ツヤなら黒とうすめ液だけで可) ・刷毛 ■概略図 ・投稿ではハンガーボルトを使ってますが、概略図はジョイントボルトに変更しています。 ・電動ドリルはジョイントボルトを貫通する穴径6mm厚み30mmと、鬼目ナット用の穴径9mm深さ20mm程度を開けるために使います。 ・天板・底板の穴が大きくてよければM9のドリルビット1個でOKです。穴はジョイントボルトの頭で隠れます。 ・天板のサイズはお手持ちのスピーカーサイズより多少小さくてもOK。 ・底板はサイズが大きいほうが安定します。 ・底板に耐震で不安があれば端材やL型金物などで適宜補強して下さい。 ・ジョイントボルトの頭が少し出ますので天板と底板の三隅や四隅にインシュレーターやゴムマット等を適宜敷いて下さい。 ・蹴ったら倒れたとか投げたら壊れたとかのクレームや保証は一切お受けしません。自己責任で。 ・完成品の精度はあなたの技量次第ですので、はじめから既製品と比べない方が無難です。 ・楽しんで作ってね♪

LES PARAPLUIES DE CHERBOURG [music review]

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 すっかり冬支度モード、3週間ってスパンはやはり季節の移ろいの早さを感じます。投稿記事を頭で考えていても気温がグンと下がると、うーんやっぱりこの記事は違うかなあなんて書いたり消したりするものなんです。と、小さな苦労話から入ってみました。  映画音楽が好きです。ひとことで言うと、雰囲気。作曲家は画を見て作曲したり、映画監督は曲に画をつけたりと手法はいろいろなんだと思いますが、画で見なくても耳で聞いて映画のシーンを思い出し、日常の一片と重ねるという。 シェルブールの雨傘 [AMERICAN IN PARIS]  久石譲&新日本フィル・ワールドドリームオーケストラによる2005年発売の「 パリのアメリカ人 」の1トラック。このアルバムは同タイトルで解かるように George Gershwin の作品をはじめとする名作映画のテーマ曲や久石譲さんが関わった映画のサウンドトラックをパッケージしています。それらトラックを久石譲さんのピアノと新日本フィルのオーケストラがアレンジし奏で、とても素敵に仕上がっています。  ここ数日は雨続きで窓の外は「シェルブールの雨傘」かな?なんて想いでフューチャーしてみました。

Again [music review]

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 今思えばジャズへの入口はローリング・ストーンズだったのかもしれません。  チャーリ・ワッツ。あのおじさまのプレイと異彩を放つ存在感って何?かっこいいじゃん!みたいな。当時からFMを聴いていて ルイ・アームストロング や マイルス・デイビス のジャズサウンドにも接していましたが、私にはチャーリーのジャズ的ないでたちがとてもクールに思いました。 Again [Again : Eddie Higgins Trio]  アメリカのジャズ・ピアニスト、エディー・ヒギンスがトリオとして1999年に発売したアルバム「 Again 」と同名のトラック。原曲「Again」はL.Newman作曲。とにかく美しい旋律のトラック1に惹き込まれます。エディー・ヒギンスが鍵盤を弾くと、スタンダードナンバーにモダンで色気のある空気が流れます。それはアルバムアートにもとてもうまく表現されています。  このアルバムはディナーの時や夕食後にほっこりBGMとして使っています。適度に明るめで喧騒感があり、リズムもカジュアルなので秋冬の食卓にきっと合います。会話に花が咲き笑顔が溢れ、料理も更に美味しく頂けるかも。  ちなみにエディー・ヒギンスは日本贔屓で、このアルバムに「祇園小唄」というトラックを収録しています。ジャズの多様性を一つ知ることができたエディ・ヒギンスの作品ですが、彼は2009年に永眠されました。もっと聴きたかったです。

Long May You Run [music review]

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 すっかり秋が深まって、うっかりするともうすぐ立冬だったりします。秋の定番曲を考えていましたが2シーズン連続で定番曲を季節はずれにご紹介するのもアレなんで、曲を見直しました。晩秋から冬場を迎えると、ほっこるする音楽を聴きたくなるってもんじゃぁないでしょうか。   NEIL YOUNG Unplugged [Long May You Run]  1993年に放映された「 MTV Unplugged NEIL YOUNG 」のCDアルバム(ライブ)の中の1曲。オリジナルは クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング(CSN&Y)の頃にスティーブン・スティルと共に製作(The Stills-Young Band) し1976年に発表したアルバム「 Long May You Run 」の1トラックです。  オリジナルよりアンプラグドのトラックの方がほっこりするということと、アルバムアートがイケてるのでこちらを選びました。実は「Havest Moon」も代表曲の一つですが、さすがにハーベスト・シーズン終わりましたしね。    2010年 バンクーバー・オリンピックの開会式の舞台にニール・ヤングが出演しました。 MARTIN のドレッドノートサイズのギターを抱えたニールが歌い始めると、まあギターが小さく見えること。彼が弦を爪弾く姿とサウンドに惚れ込んでMARTINギターを選んだと公言する音楽家が数多くいる、ニール・ヤングとマーティンの組み合わせは一つのイメージであり、様々なジャンルのミュージシャンとコラボする彼の活躍は、多くの音楽愛好家に影響を与え続ける存在でもあります。

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