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6月, 2014の投稿を表示しています

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レビュー 立体音響ラボ バーチャル・オーディオ・リアリティの世界

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  株式会社アコースティックフィールド さん主催のACOUSTIC FIELD presents『立体音響ラボ Vol.7』立体音響ワークショップ #7 「バーチャル・オーディオ・リアリティの世界」へ行ってまいりました。 場所は東京・お茶の水駅からすぐのRittor Base。地下1階へ階段を下りていきます。 扉を開けると、薄暗い室内にPCやモニター類。  暗幕カーテンの中に3つの球体、アコースティックフィールド・久保二朗氏とスタッフが機材を調整中。  ヘッドホンを装着しタブレットPCをキーボード操作している模様。NGを前提にカメラを構えると、撮影OKが出ました。複数のアプリケーションが起動しています。  シュアーのヘッドホン。ヘッドバンドにトラッカーが装着されています。  球体はシルバーカラーのスピーカー。ワイヤレス?実はダミー。体験者に方位感覚を示すために設置しているとのこと。  暗幕カーテン内で照明を落とすとダミースピーカーだけが浮き上がってきます。体験者はこのトライアングルの真ん中に立ち、ヘッドホンとリュックサックを背負い立体音響を体験することになります。  ここで一部体験者インタビュー。 イベンター:面白かった。もし暗幕でなかったら、と想像した。 制作者:視覚を奪わないのでいい。雰囲気作りが短い時間でできる。 プログラマー:ヘッドセット使ってない。土砂降りだけど濡れていない。絵がないぶん想像する。映像と組み合わせてもいいが、単純に音だけでもいい。音だけの方が解像度があるようだ。 会社員:音が当たる。面ではなく音が降ってくる感覚。沖縄にいるような不思議な体験。インスタレーションのようなアートで使われることになれば世界観が広がるのではないか。 サウンドデザイナー:素敵。敏感さが素晴らしい。立体感のある雨がいい。映像より音だけの方が広がるのか。 サウンドデザイナー:高さ方向が出ていた。動いているか感覚があった。画面がないことが新鮮。  筆者の感想も重なりますが、冒頭は音の定位音像や質感に聴感が集中しました。やがて、近くに聞こえる音に手を伸ばすが何も無い。音がある方へ歩み振り向くが何も無い。天井から降るモノに包まれているはずが、身体には何も及ぼされていない。不思議な感覚の臨場感と没入感。  さらに、ヘッドマウントディスプレイのない状態は視野に自由さが加わり、立体音

コラム OTTAVA継続を考える

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 OTTAVA承継・継続のニュースは率直にうれしかった、ホッとしました。アナウンスにあった放送休止の6月30日まで静かに聴き続けようと思い(毎朝のルーチンでもあるのですが)、その日が間近に迫っていた矢先のお知らせでしたので、喜びが一入なのかもしれません。  4月にOTTAVA休止への コラム を書いて、本当にたくさんの方々に記事を閲覧、 リツイートして頂きました。SNS等での様々な発信を目にし耳にし、たかがネットラジオが一局無くなるだけのことなのですが(関係者のみなさん、不適切な表現かもしれませんね、ごめんなさい。)、僅かな心の機微が共感、伝搬、共鳴していく様は、もし現実に休止していたならば、今ほどは強くは感じなかったかもしれません。それだけ、この間に継続へご尽力された関係者のみなさまのご苦労が本当に大きかったのだと思っています。  興味深い記事を知りました。米インターネットラジオTuneInのCEO・ John Donham氏 へ の インタビュー です。一部引用させて頂くと「( ストリーミング)サービスには『ライブ感』が欠けています。DJや人が放送する側にいれば、リスナーの生活とラジオの関係はより強いものになります(*)」。  OTTAVAにはまさにこの「リスナーの生活とラジオの関係」が様々なかたちで存在しているのだと思います。私にも、それがあります。  事業承継を決断したナクソス・ジャパンの プレスリリース を見て、いちリスナーの考え及ぶことではありませんが、マネタイズは少し心配でもあります。有料ストリーミングやハイレゾ配信等のサービスとのシナジー、スポンサー、編成も関心事です。でもひとまず、秋の再開(再会)に向けてのOTTAVAの夏休暇の音を、引き続き静かに聴き続けたいと思います。 今朝もOTTAVAを聴きながら。 (*) Posted by  Jay Kogami

コラム デジタルソリューション考・Part4 NasneとDLNA

 DLNAは認証してる機器間であればネットワークを介し簡単につながる規格で、Ethernetを利用する家電製品にはお馴染みのガイドラインです。Appleで言うところのBonjourは同種のプロトコルで相互認証はありませんが、ユーザーは同様にシームレス&ゼロコンフィグなサービスをデバイスで受けることができます。  数年前に同規格を採用してない複数のネットワークプレーヤーに触れる機会がりました。その頃はオーディオ機器のDLNA対応が遅れていたため規格外の製品が存在することは仕方のないことですが、それら機器はベースとなるUPnP規格には対応していながら、ある機種はDLNA規格を超えるネットワークサービスを提供し、別の機種は機器操作に課題を抱えるものでした。  前者はネットワークオーディオの牽引役のハイエンドメーカーと言えば大体想像がつくと思いますが、後者についてはDLNA対応した後継機種が課題をクリアしたことで当時の技術的な弱さが裏付けられましたので、DLNAは家電製品の一定の技術・サービス水準を担保するという意味において意義があると肯定的に捉えています。  そのDLNAのサービスで成功したデバイスがNasneではないかと考えています。ネットワークオーディオ然り、LAN設定やNAS管理が煩わしく導入に敷居が高いと考え二の足を踏んでいる方がいるとしたら、NasneはNASの多機能性を限定し、テレビ番組の録画視聴に特化することで機能を簡素化し、結果としてサービスはシームレスにつながり、ユーザービリティを向上しました。<  つまりNasneはシームレスにつながり得ない部分=ユーザーの使い辛さを課題と捉え、他のクライアント・プラットフォームとの連携=DLNAの汎用的な範囲において機能制限と製品特化したことで、そこに製品バリューが見い出されたと。だとすれば、ユーザーは規格というよりは、製品サービスそのものの価値判断を優先し、そのユーザーメリットを最大化することがこのデジタルメディア時代には必要条件化しているソリューションなのではないでしょうか。 つづきは、 コラム デジタルソリューション考・Part5 Audio over IP です。

LINN SNEAKY MUSIC DS -No.23 Kazoo / Kazoo Server編

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LINNよりソフトウェアKazoo / Kazoo Serverのリリースがありました。Kazooは再生コントロールソフト、Kazoo Serverはサーバーソフトです。純正で各Kinsky、SongBoxが既にありますが、さて今回のリリースはどのようなソフトウェアなのでしょうか?  Kazoo ServerはSongbox同様にインストールするとLINN ConfigのUIに統合されます。OSはMac/Windows用。フォーラムにはQnap用の仕様も言及がありますが、いずれLinux用も開発されるのかもしれません。ざっと使ってみると、SongBoxとの違いはわかりません。違う点は、おそらく他社製ネットワークプレーヤーとのコネクタビリティで、DENON RCD-N8からKazoo Serverを選択し問題なく再生できましたので、ポイントとしては大きいです。  左がKinsky、右がKazooのGUIです。デザインはタブレットデバイス向けのような、iOSのミニマル・デザイン的な傾向がうかがえます。 大きなレイアウト変更ではないのでプレイバックに然程支障はありませんが、サーバーを選ぶ際にSetting項目で選択する、再生中のファイルフォーマットの属性確認がトップビューに表示されない、LocalPlaylistがメモリできないなど気になった点は少しあります。またデバイスとしてRCD-N8やBRAVIAがKazooには認識されないので、コントロールアプリとしてはLINN製品に機能限定したのかもしれません。  慣れの要素がユーザビリティには大きいのでKinskyをまだ使うことになると思いますが、以前のレビューの繰り返しになりますが、SongCastを使う場面がありますので、そのあたりも統合して欲しいところです。 つづきは、  LINN SNEAKY MUSIC DS -No.24 Space Optimisation編 です。 送料無料・代引き手数料無料!!LINN DSシステム SNEAKY DSM black(税込) 価格:270,000円(税込、送料込) 送料無料!!(代引不可)アンプ内蔵ネットワークオーディオプレーヤー LINN MAJIK DSM BK ブラッ... 価格:48

Piano man -No.13

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前回の投稿が2013年の5月だったんで、1年以上になります。・・・この行(くだり)はお約束です。 標準バイエルピアノ教則本 全音ピアノライブラリー 前回の 投稿 では、 楽器屋での子どもとの静かなバトル 旅路の途中に立ち寄った街道沿いの小さなコンサートホールでの古ぼけた鍵盤の旋律に魅了されたことをご紹介・・・してません(涙。「バイエルはじめました宣言」をして、1年間放ったらかしのピアノマン投稿でした。 実はこの1年、ページを日毎めくってました。鍵盤を叩いてました。毎日って訳ではありませんが、とにかく30分でも時間があればピアノの前に座って、日々気が重くなっていくページをめくり、動かしても動かない指、かすむ眼、回らない頭という絶不調のコンディションの中で、バイエルをこなしていきました。全ては楽器屋で子どもに勝つために・・・まだ気にしてたんかいっ!(笑 YouTubeでバイエルをご披露している方々が老若男女結構いらして、その方々の「お手本」を最初に、後追いしてく感じで82番まで進みました。この一年で82番というスピード感は某知恵袋等で小学生でのプロ専攻の進学は諦めた方がいいという、果敢なくも夢を打ち砕く記事を早々に目にしましたので、たかが趣味だよと半ば気楽に挑戦するモチベーションで参りました。 で、82番ですが、これがなかなか手強い。超えられない山が3つくらいあってね。200回は弾いたというご年配の方がいらっしゃいましたが、私は400回は弾いたと思います・・・マジ、ホント。で、つい先日、その82番をクリアできたんですねー。ホッとしました。 そんなこんなで、バイエルつづいています。

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