投稿

8月, 2014の投稿を表示しています

INFORMATION

お知らせ ページトップの「検索」のほか、サイドバーとページ中段にインデックスを設けています。
お知らせ Stay Healthy and Safe. No War

Latest Post

レビュー 立体音響ラボ バーチャル・オーディオ・リアリティの世界

イメージ
  株式会社アコースティックフィールド さん主催のACOUSTIC FIELD presents『立体音響ラボ Vol.7』立体音響ワークショップ #7 「バーチャル・オーディオ・リアリティの世界」へ行ってまいりました。 場所は東京・お茶の水駅からすぐのRittor Base。地下1階へ階段を下りていきます。 扉を開けると、薄暗い室内にPCやモニター類。  暗幕カーテンの中に3つの球体、アコースティックフィールド・久保二朗氏とスタッフが機材を調整中。  ヘッドホンを装着しタブレットPCをキーボード操作している模様。NGを前提にカメラを構えると、撮影OKが出ました。複数のアプリケーションが起動しています。  シュアーのヘッドホン。ヘッドバンドにトラッカーが装着されています。  球体はシルバーカラーのスピーカー。ワイヤレス?実はダミー。体験者に方位感覚を示すために設置しているとのこと。  暗幕カーテン内で照明を落とすとダミースピーカーだけが浮き上がってきます。体験者はこのトライアングルの真ん中に立ち、ヘッドホンとリュックサックを背負い立体音響を体験することになります。  ここで一部体験者インタビュー。 イベンター:面白かった。もし暗幕でなかったら、と想像した。 制作者:視覚を奪わないのでいい。雰囲気作りが短い時間でできる。 プログラマー:ヘッドセット使ってない。土砂降りだけど濡れていない。絵がないぶん想像する。映像と組み合わせてもいいが、単純に音だけでもいい。音だけの方が解像度があるようだ。 会社員:音が当たる。面ではなく音が降ってくる感覚。沖縄にいるような不思議な体験。インスタレーションのようなアートで使われることになれば世界観が広がるのではないか。 サウンドデザイナー:素敵。敏感さが素晴らしい。立体感のある雨がいい。映像より音だけの方が広がるのか。 サウンドデザイナー:高さ方向が出ていた。動いているか感覚があった。画面がないことが新鮮。  筆者の感想も重なりますが、冒頭は音の定位音像や質感に聴感が集中しました。やがて、近くに聞こえる音に手を伸ばすが何も無い。音がある方へ歩み振り向くが何も無い。天井から降るモノに包まれているはずが、身体には何も及ぼされていない。不思議な感覚の臨場感と没入感。  さらに、ヘッドマウントディスプレイのない状態は視野に自由さが加わり、立体音

Water Of March-Aqua De Beber / Eliane Elias [music review]

イメージ
 昨年の夏は長く、秋を満喫する間もなく冬支度をしました。今年はというと、ここ数日は朝晩涼しく、早くも秋の気配を感じています。その移りゆく気候の速さに拙ミュージック・レビューは翻弄され続けております、はい。まあ、夏も秋も満喫できるのは、この期間だけなんですけれどね。 Water Of March-Aqua De Beber [Eliane Elias]  イリアーヌ・イリアスによる1989年発売のアルバム「Eliane Elias Plays Jobim」(邦題:風はジョビンのように)冒頭の1トラック。ご存知、アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲のカバーです。曲名からわかるように「A guas de Marco / Waters of March」と「A gua de Beber / Water to Drink」を ミックス・アレンジ しています。    このミックス・アレンジが上手い。そしてジョビンのネイティブな楽曲をモダンジャズに見事にアレンジしている。一粒で二度美味しい。二楽曲を一つにまとめているわけだから逆か?・・・まあいいや。「三月の雨」「おいしい水」だけでなくジョビンの曲はジャンルを超えて様々なミュージシャンがカバー作品を残しています。別のアルバムですが、シンガーとしてイリアーヌも素敵です。

The Sun And The Moon / Lightscapes [music review]

イメージ
 CDの売り上げが(金額・枚数共に)減少していることは 既知 ですが、数字で言えば前年比85%ほど。いくらダウンロード配信が増加し、そちらへシフトしているとはいえ、中でもジャズ・クラシック系の売り上げ規模が3.6%という 数字 は、J-POPがマーケットの主軸なんだという関係各位の開き直りの声を聞くにつれ、残念な思いに駆られます・・・。  数年前まで店頭とインターネット販売との価格差が少ないまでは行き付けのCDショップでCDを買ってました。ところが、ネット販売が価格を抑え、現状では20%くらいの差が生じ、ポイント増加キャンペーン等のプログラムを利用しても、なかなか差が縮まらない。リアル店舗の魅力・努力は知っているつもりですが、ネット販売を選択する消費者心理が上回ってしまいました。  リアル店舗の魅力はPOP(販促広告)が私の嗜好に合っていて、というよりもその店舗のスタッフ選曲にとても良い影響を受けました。今となってはスタッフの顔を知らずして足が遠のいたことにちょっぴり後悔がありますが、とにかくPOPを見て試聴機で聴いて、自宅のラックに収まったCDは何枚もあります。 The Sun And The Moon [Lightscapes]  前回のアグスティン・ペレイラのアルバムと同じCelesteレーベルの一枚、オランダ発レーベルのジャズ・コンピレーション・アルバムです。なかでもFay Claassenの「The Sun And The Moon」をフューチャしてみました。透明感とクールな質感がアルバムの多くの楽曲に漂いますが、この曲はテンポよく耳馴染みがいいジャズ・ボッサに仕上がっています。  ジャケットがオランダのモダンアートのようで、レーベルのLightscapeというテーマの切り口も面白い。通りすがりにはなかなか手の出ない一枚の魅力をPOPで適切に表現してくれたのは、先述のリアル店舗のスタッフでした。

Bossa Borodin / Agustin Pereyra Lucena [music review]

イメージ
 残暑お見舞い申し上げます。  葉月に入り、台風・局所的豪雨と不安定な天気、蒸し暑い気候が続いています。みなさんのおところは大丈夫でしょうか。  お盆はくつろぎモードで、投稿の整理も兼ねてブログデザインを変えてみました。HTMLタグを久しぶりに打ったりして、結局はテンプレに戻しましたが、少し気分転換にもなりました。まだまだ改善の余地はありますが、しばらくはこのデザインにお付き合い下さい。 Bossa Borodin [Agustin Pereyra Lucena]  アグスティン・ ペレイラ・ルセナによる2000年発売のアルバム「 Acuerdos 」 の冒頭の1トラック。お馴染み、ボロディン「 Polovtsian Dances 」のカバーです。透明感があって、クールで、洗練したボッサのアレンジに仕上がっています。 この質感が各曲、アルバム全体を通して統一されている、聴きやすく聞き込むと味わいを感じるパッケージです。  アグスティン・ペレイラと言えば、同名のアルバム「 Agustin Pereyra Lucena 」がボッサの名盤としてありますが、「Acuerdos」は盛夏・晩秋まで、これからの季節にもよくいますのでフューチャーしてみました。音もいいですよ。

DIY 置き時計をスイープクオーツに換装

イメージ
 思い出や気持ちの入ったモノはなかなか捨てきれないものです。  例えば、我が家の置き時計。いつ動かなくなったのか?わからないまま、家の片隅に長年置きっぱなしになっていました。ある日ふと気づいて、直してみようかと・・・。  置き時計を分解してみます。文字盤、ムーブメント、針(時針・分針)、ねじ類。 針は折れ、ムーブメントは劣化しています。  交換用の針とムーブメント。 ムーブメントは、軸が文字盤の厚みと中央の穴のサイズに適合するものを選択します。スイープ秒針タイプは「カチッ、カチッ」と動かず滑らかに動くものです。時計針は、中央の穴から文字盤までの距離が程よいものを選択します。元の針と似たデザインのもを選びました。 クラフトクロック スイープムーブメント SP-340 価格:1,728円(税込、送料別)  裏面。ムーブメントの軸を文字盤にはめ込みます。  表面。ムーブメントに付属していた六角ナットで固定します。  時針を取り付けます。  分針を取り付けます。  秒針を取り付けます。    分針と秒針が長いですが、少しだけ曲げたら文字盤に触れないようになりました。  ムーブメントに電池を入れます。さて、動くでしょうか?  滑らかに静かに動いています。    完成です。  今回は修理でしたが、文字盤+ムーブメント+針でカスタムデザインできますので、自分だけの時計が割と簡単に出来るようですね。機会があれば掛け時計に挑戦してみようかな。

SONY BDZ-EW1100 -No.3 TV SideView + 雑感編

イメージ
タブレット端末での視聴を「 TV SideView 」で 検証してみました。 タブレットやスマートフォンでテレビのライブ視聴・録画持ち出しができる機能はTwonkyBeam等の3rd Partyが先行してましたが、TV SideViewの売りは番組予約・TV&レコーダーの操作・持ち出し視聴できるというものと、さらに外出先からもライブ視聴できちゃうという、一歩先を進んだアプリ。 そのタブレットからの視聴ですが、TV SideViewの設定項目、機器登録からBDZ-EW1100を選択すると「外出先録画予約を利用しますか?」とポップアップが出るので「はい」を選択。コード番号が表示されるのでその番号をレコーダーの通信設定画面で登録すると、そのタブレットのTV SideViewがレコーダーに登録され「どこでも試聴」できるようになりました。(*1) その他機能をざっとおさらい。 左上のリストアイコンをタップするとサイドメニューが表示されます。 TVやレコーダーは機器登録で設定します。我が家のテレビはリモート操作対象と対象外の型番が混在しています。 コンテンツ検索として、テレビ番組・録画番組、ホームネットワーク、YouTubeなどのコンテンツを検索できます。また番組表・録画番組リスト・予約(番組)リストもタップして表示できます。 番組表です。番組表→録画予約とつながりよく操作。 録画番組リストです。録画番組の視聴・持ち出し・削除の操作。テレビの前に居ることなくTV SideViewでほぼ操作が完結できますので、GUIは見やすいですし、なかなかのアプリなのではないかと思います。 ちなみにシームレスなつながりを期待するならば、PC TV with nasneをレコーダーでも使えるように、あるいはSony Entertainment Networkのウェブ・プラットフォームからTV SideViewと同様の番組表示、予約操作ができるような仕組みに展開して欲しいです。 (*1)iOSのTV SIdeViewで「どこでも試聴」できるようになりました。 つづきは、 SONY BDZ-EW1100 -No.4 BRAVIAにWLI-UTX-AG30

ラベル別INDEX

もっと見る

New Release