投稿

9月, 2011の投稿を表示しています

INFORMATION

お知らせ Google+API廃止の方針に伴いGoogle+アカウントによるコメント等は2019年3月以降、非表示になります。ご承知おき下さい。
お知らせ ページトップの「検索」のほか、サイドバーとページ中段にインデックスを設けています。

Latest Post

レビュー エドガー・モロー 無伴奏チェロ・リサイタル

イメージ
兵庫県立芸術文化センターで行われた「エドガー・モロー 無伴奏チェロ・リサイタル」へ行って参りました。10月に入り朝晩、窓から入る風には涼を通り越してやや寒さを覚え始めています。そんな週末の午後は突き抜ける青空に雲が気持ちよく浮かんで漂うような好天に恵まれました。公共交通機関を利用し、会場へと続く人波に続きます。

 広場前にはいつものようにダンス練習に励む若者たち。エントランスには忙しく行き交う人々とCD販売のブースに人だかりができていました。KOBELCO 大ホールには開演15分前に到着。座席は1階中央。ステージには背板のない椅子と低い譜面台のみ。年齢構成は幅広く子供の姿も目立ちました。

 開演を告げるアナウンスのあと客席が暗転。下手よりエドガー・モローさんがチェロを持ちステージに歩み寄ると客席は大きな拍手で迎えます。黒のスーツ、開襟の白シャツ、靴下は茶系のチェック柄、エナメルの黒靴。モローさんが客席に深々と一礼し、椅子に着座。いよいよ開演です。






 演目は
 ・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
 ・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
  (休憩)
 ・J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012
 (アンコール)


 今回は2018年の兵庫県立芸術文化センター・KOBELCO大ホールでのリサイタル以来、同会場での2度目の観劇です。しかもオール・バッハの無伴奏チェロ組曲のプログラムはモローさんの魅力がより伝わってくることを期待し、と同時に無伴奏チェロ組曲の曲目自体への渇望を催し、胸が高鳴ります。





 バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番:お馴染みの旋律。チェロの胴鳴り豊かな響きがホールに満たされ、広い音域はステージ全体を楽器に見立てたかのような鳴り。プレリュードが終わったときに拍手したいくらい惹き込まれる演奏でした。バロック時代の空間を想像しながら現代の音をオーバーラップさせ聞いていました。

 バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番:第一番につづき、目を閉じるとあたかもアンサンブルで弾いているかのような錯覚、重奏感のある厚みを音に感じます。あまりにも心地よい響きにこくりこくりと舟を漕ぐ周囲の客席。夢うつつに近い現実に意識を置きつつも、モローさんが楽章の合間に額を拭う仕草が記憶に残ります。

 休…

私的LS3/5Aを作ろう!-No.7-5 完成前の改良 サードインプレッション編

イメージ
高域の伸び良くキレはあれどキラキラした印象。
中域はフォーカスがボヤケ気味。
低域は引っ込み箱鳴りが過多。

線材を1810Aに変更しましたが、そこまで個性が違う音ではないでしょう。
吸音材をオトナシートに変更しましたが、箱鳴りの要素はそれかもしれない。
ネットワーク?回路を再度点検。6dB/octでのネットワーク再製作も検討。





ラインは赤(TW-)、黒(TW+)、白(WF-)、緑(WF+)で、それぞれユニットとバインディングポストに繋がっています。目に留まったWFのライン白・緑を入れ替えれば逆相接続になりますが、繋ぎ替えてみました。


高域のキツさがとれ、低域がタイトにしっかり出て、中域が中庸に鳴っています。原因はこれなのか?ネットワークを確認しましたが、配線ミスは見当たらない・・・う~ん。設計では12dB/octの正相でフラットな特性だったはずなのに、逆相接続で聴感が良好とは・・・。


つづきは、私的LS3/5Aを作ろう!-No.7-6 完成前の改良 ネットワークトラブル編です。



アナログプレーヤーを考えてみる。 -No.2

イメージ
前回の投稿で候補を絞ったアナログプレーヤー。さらにその中から改めてセレクトしてみました。


LINN / LP12

  この中では一番高額です。分厚いPlinthのビンテージ感がいいですね。Pro-Ject のトーンアーム仕様のMAJIK LP12が検討対象です。




rega RP3
  Regaのミディアムクラス。このモデルのブラック色が好きです。スタイリッシュ。





Acoustic Solid Classic Wood MK
A-Solidのエントリークラス?ブレードもプラッターも分厚い。ハイエンドっぽい?





CLEARAUDIO / Concept クールだけれど、どこかノスタルジーなデザイン。



Music Hall / MMF-7.1
MusicHallのミディアムクラス。これもオーソドックスなデザイン。安心してしまう。



Nottingham Analogue Studio Interspace JR
 Nottinghamのエントリークラス。このモデルはブレードもプラッターも薄い方。



Thorens TD295MK4
 Thorensのミディアムクラス。ダストカバー付きの定番系。




VPI / Aries Scout
 プラッターがアクリルなVPIのエントリークラス。ベルトは糸?





Pro-Ject - 2-XPERIENCE
 Pro-Jectのミディアムクラス。アームが頑丈そうですね。



Well Temperd Lab / Amadeus
 トーンアームの白い球はゴルフボール?でも細部がクールです。



 ざっと$1,000 ~$1,500付近のプレーヤーをセレクトしました。ルックス重視だとやはり似てきますね。LINNとWell Temperdは別格のプライスですが。英国、ドイツ、アメリカ、オーストリア。なぜかこの価格帯の日本製がありません。


 機構は全てベルトドライブ方式です。Regaはプーリーがプラッターの下部に納められているのでベルトが見えません。ベルトの太さや材質の違い、アームの形状、プラッターの厚さなど、よく見ると各プレーヤーは実は個性的ですが、この違いをネタにすると、長くなりそうなので割愛させていただきます。


 Thorens、Rega、Project、LINNなどはお馴染みですがNottingham、Well Temperdは家内制手工業的な雰囲…

アナログプレーヤーを考えてみる。 -No.1

イメージ
ケンウッドのステレオセットを購入したとき、レコードプレーヤーを一番上に載せるオプションを断った記憶があります。もうCDの時代でレコードなんて廃れるし・・・。あれから幾年、オーディオラックをDIYで作ったとき、ラックの一番上に載せるのはアナログプレーヤーだと思いました。アナログの音って・・・良いもんなあ。





 数十年前のプレーヤーと違い、今どきのそれはプチ・ジリが少ないか、全く感じないとか。肝心のアナログ盤もCDストアを覗くとLPをしっかり売ってる。



 プレーヤーはLINN、Thorens、Rega、Well Temperd Lab、Nottingham Analog Studio、VPI...オーソドックスなスクエアプレートなデザインが好み。英国製に惹かれるのは、LINNとProAcがオーディオセットにあるから。でもThorensは使いやすいんだろうなあ。




 LINNのプレーヤーは中古市場に昔のが比較的多く出回っていて、今のと比べながら見ると勉強になります。プレーヤーの構造はシンプルで、電気でモーターを回しベルトでプラッターに伝えて盤を回す(BD)、あるいはモーターの軸でプラッターを回す(DD)。それをアームの先のカートリッジでLPをトレースし、電気信号に変換し、ケーブルを伝わってアンプに入り増幅され音になる。盤を安定的に静かに回すことが肝心で、どのメーカーもその点に腐心しているようですね。その違いをあれこれ見ていると面白いです。

 また、フォノイコライザー、昇圧トランスなどの関連製品も種類があり、カートリッジや針やターンテーブルシートを替えると音が変わるとか!?でも、オプションを含めると、LP一枚回すのにどれだけ手間かかるんだ・・・と少し弱気になったりもします。さて、アナログプレーヤーを聴きながら、秋の夜長を過ごすとしましょうか。




つづきは、アナログプレーヤーを考えてみる。-No.2です。




ラベル別INDEX

もっと見る